こんにちは。
司法書士の村田です。
成年後見人等の重要な仕事の一つが財産管理です。
しかし、「財産管理」と言っても、単に通帳を預かるだけではありません。
1 財産を調査する
まず、
– 預貯金
– 不動産
– 年金
– 保険
– 有価証券
– 借入金
– 未払金
などを確認します。
2 収支を管理する
ご本人の収入と支出を把握します。
毎月の施設費や生活費だけでなく、税金、医療費、介護費なども考慮します。
3 本人のために財産を使う
成年後見人等が管理する財産は、ご本人のものです。
したがって、ご本人の生活や利益のために使用することが基本となります。
4 親族への贈与には注意
「子どもだから親のお金をもらっていい」
とは限りません。
ご本人の財産と親族の財産を明確に区別する必要があります。
成年後見制度ではご本人の財産を保護することが重要な目的だからです。
5 財産管理では「透明性」が大切
成年後見人の財産管理では、誰が見ても説明できる状態にしておくことが重要です。
通帳、領収書、契約書、支出記録などを整理しておきます。
6 成年後見人にとって記録は重要な仕事
成年後見業務では、後から「なぜこの支出をしたのか」と説明する場面があります。
そのため、就任した時点から記録を残す習慣を作ることが重要です。
今日は、成年後見人等の財産管理について記載しました。
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村田浩一