こんにちは。
司法書士の村田です。
成年後見人等に選任されると、本人の預貯金を適切に管理する必要があります。
実務上、金融機関との手続きは成年後見人等の重要な仕事の一つです。
1 まず金融機関を把握する
ご本人がどこの銀行・信用金庫・JAなどを利用しているのか確認します。
通帳だけでなく、過去の郵便物やカード、取引履歴なども手掛かりになります。
2 成年後見人であることを金融機関に届け出る
家庭裁判所から交付された書類等を準備し、金融機関で成年後見人等としての手続きを行います。
必要書類や手続方法は金融機関によって異なる場合があります。
先日も新しい案件で調査に参りましたが、私は、鳥取市内に本支店のある金融機関には必ず調査に行くようにしています。
3 重要なのは「ご本人のお金」と「後見人等のお金」を分けること
成年後見人等自身の財産とご本人の財産を混同してはいけません。
ご本人の財産を適切に管理するため、収支を明確にしておく必要があります。
4 生活費・施設費などを支払う
ご本人の収入と支出を把握し、必要な費用をご本人の財産から支払います。
その際、
「何のために支払ったのか」
が後から分かるように記録を残しておくことが大切です。
5 成年後見業務では「記録」が非常に重要
成年後見人等はご本人の財産を管理する立場です。
そのため、
* 領収書
* 通帳
* 振込記録
* 契約書
* 支出の内容
などを整理しておく必要があります。
「あとで説明できるようにしておく」
という意識が、成年後見の実務では非常に重要です。
当事務所では、100件以上の成年後見を経験した司法書士が、成年後見に関するご相談をお受けしています。
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村田浩一