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    • 成年後見制度における変更

    • 2019年04月02日

    こんにちは。

    司法書士の村田です。

    4月になりましたが、あられが降ったり気温が1桁になったりと、まだまだ寒さの残る今日この頃です。

    さて、平成31年4月1日より、成年後見制度において大きな変更がありました。

    成年後見等開始申立時に添付する診断書の書式改定と本人情報シートの導入です。

    平成28年5月、成年後見制度の利用の促進に関する法律が施行され、平成29年3月に、成年後見制度利用促進基本計画が閣議決定されました。

    最高裁判所は上記の事情を受け、医師が家庭的・社会的状況等に関する情報も踏まえて行った医学的判断をより的確に表現することができるよう、従前の診断書の書式を改定するとともに、福祉関係者が本人の生活状況等に関する情報を記載し、医師にこれを伝えるためのツールとして、新たに「本人情報シート」の書式を作成することとしたようです。

    今回の診断書書式改定及び本人情報シート導入に至った経緯等については、裁判所のHPをご参照ください。

    村田浩一