こんにちは。
司法書士の村田です。
本日は、鳥取商工会議所青年部(鳥取YEG)副会長として、鳥取YEG会長と副会長と合わせて3人で、クラーク記念国際高等学校鳥取キャンパス様を訪問し、来週開催予定の模擬就職面接の説明会に参加して参ります。
私自身も、高校を中退して大検を取得する際には、あすなろ予備校様にお世話になり、クラーク鳥取キャンパスでも学習をしていました。
お陰様で、大検を取得でき、立命館大学に進学することができました。
大学入学時は、高校中退・大検取得、浪人1度目の時は立命館大学が不合格だったこともあり、立命館大学入学は2浪しての入学でした。
『やればできるだけ、やってみいな』
1浪した際に、私は立命館大学に進学したかったのもあり、父に相談したところ、上記の言葉をかけてくれ、2浪させていただくことができ、立命館大学に無事に進学出来ました。
立命館大学在学時に司法書士の勉強を開始しました。
周りの同級生の就職や進学がバンバン決まっていく中で、『司法書士になりたい』と父に相談し、就職活動もしないことを選択し予備校に通い、大学を卒業しました。
司法書士試験には中々合格するこどが出来ず、5回目の試験で合格し、ボスの事務所で勤務司法書士としてお世話になり、勤務時代に鳥取YEGに加入させていただき、独立開業してからも自分の事務所でYEGに加入して、今に至ります。
両親には、高校中退、2浪、大学卒業時に就活せず司法書士試験受験生として大学を卒業、と本当に心配と苦労をかけてしまった、と思い、感謝してもしきれません。
いつでも、どんな時も私を信じ、私の夢を応援してくれた両親のお陰様で、今の私があります。
上記のとおり、司法書士試験合格もなかなかできず、4回目の不合格が分かった時には、もう死のう、とすら思いました。
『やればできるだけ、やってみいな』
父がまたかけてくれたこの言葉で、死のうとした気持ちを切り替え勉強を再開し、翌年、無事に試験に合格できました。
父は、私が司法書士登録して程なく末期のがんで亡くなり、今は言葉を交わすことも出来ません。
しかしながら、自分の息子が、たくさんの迷惑と心配をかけた息子が司法書士になる夢を叶えて、司法書士として社会に羽ばたいていった姿を、僅かな時間であっても見せることができたのが、私にとっての救いです。
司法書士登録をした時、鳥取県司法書士会会長から司法書士登録証を受領する模様を写真に撮っていただき、仕事が終わってから父の病室に登録証と写真を見せにいった時の、あの父の嬉しそうな顔が、忘れられません。
振り返ってみますと、回り道ばかりの人生ですが、いつも周りの方のお陰様で、歩んでこられました。
過去に戻って、過去の自分にアドバイスすることはできません。
しかしながら、私より遥かに若い高校生のみなさまには、お伝えすることができます。
『自分を信じ、周りの方を信じ、夢を信じ、挑戦してほしい』と。
私の様な未熟者若輩者が、少しでも本日お招き頂くクラーク鳥取の生徒さん達のお役に立つことが出来れば、何よりです。
本日も、1日の終わりに過去最高の自分に出会える様に、精進致します。
村田浩一