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    • 自分の当たり前は当たり前じゃないと気付くこと 依頼者様の当たり前を良い意味で当たり前じゃないと思っていただくこと

    • 2021年11月04日

    こんにちは。
    司法書士の村田です。

    先日のこと。
    新規のご相談者様と面談し、業務をご依頼いただくことが出来ました。

    面談の途中、私は、
    『ここまでのところで、何かご不明な点は、ございますか?』
    とお聞きし、面談の最後には、
    『ご説明は以上となりますが、最後に何かご不明な点はございますか?』
    とお聞きする様にしています。

    ご相談者様『大丈夫です。非常に分かりやすくて、助かります。
    費用も明確にしてくださったので、よろしくお願いします。』

    面談の最後にこのように仰っていただき、本当にありがたいことでした。

    面談後、もっとこの出来事を深堀して、ヒントや次に活かせる気付きがないか、考えてみました。

    ご依頼いただいた内容は、何件も受任した内容であり、説明のための資料も準備しており、費用もHPに掲載しており、私にとっては、私の当たり前を実行した、ということです。

    一方で、ご相談者様にとっては、『分かりやすいかどうか』、『費用が明確かどうか』ということについて、ご心配であったことと思います。

    私に出来ることは、そのご心配を面談によって解消し、依頼するかどうかのご判断をより行いやすくすること。

    ご依頼いただいた業務を、迅速に丁寧に行うこと。

    これに尽きると思います。

    自分の当たり前は当たり前じゃないと気付くこと。

    また、依頼者様ご相談者様が思っていらっしゃるかもしれない当たり前を当たり前じゃない、と感じていただくことが、大切なことのひとつだと考えました。

    例えば、『法律関係の相談や依頼は分かりにくい』『費用も不明確で分かりにくい』といった点を、面談によって少しでも解消し、当たり前と思っていらっしゃるかもしれない点を、少しでも『あ、そうじゃないんだな』と感じていただける様な事務所であること。

    依頼者様の当たり前を良い意味で当たり前じゃないと思っていただくこと。

    自分の当たり前を当たり前だと思わず、依頼者様ご相談者様の当たり前を良い意味で当たり前じゃないと思っていただける事務所へ。

    これを意識して、心に留め、真摯に業務を続けていけば、より人の役に立つ、何かの役に立つ事務所になれる。

    自分と向き合うことで、気付いたこと、思ったこと、考えたこと、たくさんありました。

    気付きを得たのだから、後は実行、改善、実行、改善を繰り返し繰り返し継続していく。

    事務所のミッション、ビジョン、バリューを私自身が体現し、事務所スタッフ一同で、ご依頼に迅速に丁寧に応えて行くこと。

    本日も1日の終わりに過去最高の自分に出会いたいと思います。

    村田浩一