おはようございます。
司法書士の村田です。
大荒れの天気だった今週の鳥取市。
たくさん降った雪もだいぶ溶けてきました。
さて、今週は、多くの被後見人さんたちにお会いしてきました。
今年最後の面談です。
年の瀬のご挨拶と「来年もよろしくお願いします」、と言葉を交わしてきました。
被後見人さんの多くが、「あっ、来てくださっただかー。」と声をかけてくださったり、僕の顔に気づかれ、ニコッとしてくださったり、「グッドラック」と言葉をくださったり、僕が面談に行くために、駐車場をわざわざ雪かきしてくださっている方もいたり。
本当にうれしい限りです。
ありがたいです。
実は。
仕事や人生で悩んでいる時。
僕は本人さんたちや、依頼者さんからの言葉に、結構救われています。
少しでも多くの笑顔が見たい、笑顔にしたい、ご本人さんの希望をかなえたい。
そう思って仕事をしています。
僕が担当させていただいているご本人さんは、生活保護受給中の方が多く、その希望をかなえるためにいろいろな方のお知恵やご協力を賜りながら、何とかやっています。
思い返せば。
司法書士試験受験生時代。
試験に合格することが、自分のゴールでした。
しかし、それは、人生のゴールではありません。
司法書士試験合格後。
「司法書士になる」ことが、自分のゴールでした。
しかし、それは、人生のゴールではありません。
司法書士登録後。
独立開業することが、自分のゴールでした。
しかし、それは、人生のゴールではありません。
独立開業後の今。
開業前から考えていたぼんやりとしたゴールが、いや目指したいものが、自分の中で鮮明になりつつあるような気がします。
『開業おめでとうございます。これからが本当の勝負ですよ。勝負でもあり、開業が司法書士の醍醐味です。しっかり司法書士を味わって下さい。』
開業するに際し、司法書士の先輩が僕にかけてくださったこの言葉の意味を、今、全身でかみしめています。
味がなくなってもずっとかみしめていくくらい、司法書士を味わいたい。
そう思いながら今日も仕事をしています!
村田浩一