こんにちは。
司法書士の村田です。
先日のこと。
後見業務の一環で、家電量販店さんに行って、家電を購入してきました。
在宅の方を担当しているのですが、毎月の面談の際に、ご本人さんと『家電製品の調子が余り良くないが、まだ使えそうなので、使えなくなったら購入する』という方針を話し合って決めていました。
今月の面談の際にも、『まだ何とか使えそうです』ということを確認していましたが、いよいよ寿命が来たようで、お電話がありました。
新調をご希望だったので、ご本人さんと協議して、特別定額給付金を充てることに決定しました。
『先生が買ってきてもらえんでしょうか』
とのことだったので、機能や予算も協議。
ご本人さん、ご高齢で移動の足も無く、大きな製品の購入もあったため、私が行くことにし、いざ家電量販店さんに。
店員さんに購入したい家電製品と機能、予算をお伝えし、ご案内いただき、無事に購入。
購入の後は、ご本人さん宅にお届けし、無事任務完了。
ご本人さんの喜んでいた笑顔、お礼の言葉に、感無量でした。
その時私は、ある本に書いてあった言葉を思い出しました。
『世界にとってあなたはひとりの人にすぎないかも知れないが、ひとりの人にとってあなたは世界になりうる。』
誰かの世界になろうだなんて、大それた事は思っていません。
ただ、目の前の方のお役に立ちたい。
今日も誰かのお役に立てたら良いな。
そんなことを思いながら、今日も業務にあたります。
村田浩一