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    • 冥利に尽きる

    • 2020年04月13日

    こんにちは。
    司法書士の村田です。

    先日のこと。

    お世話になっている方にご紹介いただき、新規の面談に行ってきました。
    1時間ほどお話をお伺いし、現状の見立てと今後の見通しをお伝えし、関係資料をお預かりしました。

    こんな私でも目の前の方のお話をお聞きし、持てる知識で相談に答え、解決方法や善後策をお伝えすることで、目の前の方のお力になれる。

    私のような若輩者がお力になることができ、また、私のような者をお見送りいただき、目頭が熱くなりました。

    事務所に戻って書類を精査し、案件を検討。
    見通しも立ち、次の手続きへ進めることが出きました。

    こんな時はなお一層司法書士冥利に尽きます。

    お見送りしていただいたことが冥利に尽きるのではありません。
    手続きを受任して報酬を頂くことが冥利に尽きるのでもありません。
    1度お手続きを受任したことで、次もまたご依頼していただくことが冥利に尽きるのでもありません。

    ただ人のお役に立てたことが冥利に尽きるのです。
    ただ目の前の方のお力になれたことが冥利に尽きるのです。
    私のような者でもお力になれたと思えたことが冥利に尽きるのです。

    『自分でも何かのお役に立つのだ。
    このことは喜びである。
    この喜びは自分の一生が、
    無意味でないことを示している。
    このことを幸福に感じるのである。』
    武者小路実篤

    今日も明日も明後日も何かの誰かのお役に立てるように精進してまいります。

    村田浩一