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    • 登記簿を読み解く

    • 2019年07月05日

    こんにちは。
    司法書士の村田です。

    戸籍の読み解きもさることながら、登記簿の読み解きは、司法書士にとっては日常茶飯事のため、自然と読み解き方も身に付いてきます。

    何せ、毎日登記簿見ていますから。。。

    登記簿は、現在コンピューター化されたものが大多数のため、非常に読み解きはしやすいです。

    しかしながら、業務の内容によっては、コンピューター化される前の物(閉鎖登記簿)を取得して、読み解く必要があります。

    コンピューター化後の登記簿には、現行の不動産登記法等により登記事項として定めてある登記事項しか反映されていないため、閉鎖登記簿を取得して、閉鎖前に登記事項として登記されていた内容を確認します。

    さて、コンピューター化される前の物が今の物と決定的に違うのは、戸籍と同じように手書きである、ということです。

    手書きのため、戸籍と同じように、達筆過ぎたりクセ字だったりすると、読み解きに時間を要します。

    あまりにも読めない時は、同じ権利が登記されている別の登記簿を取得して、読み解きを進めます。

    先日読み解いたものは、幸いにも単独で読み解き可能なものでした。

    手続きが前に進めることもでき、良い1日でした。

    村田浩一