こんにちは。
司法書士の村田です。
後見等業務で担当している方とは、一月に一度ご自宅や施設等に赴いて面談しています。
一月に一度。
決して長時間ではありませんが、面談を何度も重ねることでご本人さんの変化を感じられます。
状態が改善されていった方、認知症状の進行がみられる方、先月と変わりない方等、ご本人さんによって千差万別です。
変化を感じる度に、時間の持つ 一人一人における意味と残酷さを感じます。
時間を経ることで、症状が改善していくことや、私にとってご本人さんとの関係構築がより深まっていく一方で、以前コミュニケーションを取ることができたご本人さんが段々コミュニケーションが取りにくい状態になったりもします。
時間。
私は今41歳ですが、例えば41歳の一か月と、82歳のご本人さんの一か月は、同じ一か月でも、一か月経過したときのその一か月がもたらす効果は異なります。
だからこそ、一か月一度の面談を大切にしたいと思います。
私が後見人等としてご本人さんに関わるのは、人生の長い時間の本の一握りかもしれません。
だからこそ、人生の本の僅かな時間の関わりであっても、僅かでもご本人さんや周りの方のお役に立ちたいと考えています。
もしかしたら、私の想いや考えは、独り善がりかもしれませんが、信じた道を周りの方のご指導ご鞭撻をいただきながら、歩みは遅いですが、歩んで参りたい。
今日もその一歩を、学びと成長と感謝の一歩を、1日の終わりに過去最高の自分に出会うための確かな一歩を歩みます。
村田浩一