こんにちは。
司法書士の村田です。
先日のこと。
当事務所に、戸籍がしっかりと読み込めるスタッフが新たに誕生しました。
一緒に働き始めた頃に、戸籍の読み方や相続人となる順番をひととおり要約したことをお伝えして、戸籍の読み方がわかる書籍を提供して、勉強していただいていました。
戸籍に触れて、実際に見てもらうことから始めてもらい、戸籍の取得、戸籍のチェックとひととおり経験してもらっていました。
先日。
相続人多数の戸籍のチェックが完璧にできていたことから、『もう大丈夫!』との認識を持つに至り、ひとり心の中でガッツポーズしていた私がいました。
本人の努力とスタッフ同士の教え合いを信頼し、私はあえて口を出さず、見守っていました。
最初の頃は、
『戸籍の読み方、どうですか?』
とか、
『分かるようになりましたか?』
と2、3度声をかけましたが、熱心に戸籍の読み方が書いてある本を読んでいる姿や、先輩スタッフに積極的に質問して教えを請う姿を見ていて、
『時間は多少かかっても、きっと大丈夫だろう』
と思ったので、教えるモードは早々と切上げ、見守るモードでおりました。
チェックを依頼した案件に対する進捗状況やチェック完了までの所要時間を確認したところ、的確に答えることができて、実際にそのとおりに仕事を完遂させたのを見て、『もう大丈夫』と思ったのです。
司法書士事務所に戸籍が読め、取得もできるスタッフが増えるのは、大変な事務所の総合力アップになります。
信頼し、任せて、口を出さず、方向性が怪しいときや質問があった時には適切に対応する。
常に学びです。
スタッフ達から私も学んでおります。
最近入ったスタッフも戸籍の勉強をがんばってくれています。
また戸籍が読めるスタッフが増えると思うと、ワクワクします!
さて、今晩は鳥取YEG10月例会に副会長として参加。
DXについて学び、事務所の体制に活かせるようにヒントを得て参りたいと思います。
本日も、1日の終わりに過去最高の自分に出会える様に、研鑽を重ねます。
村田浩一