こんにちは。
司法書士の村田です。
役員会、理事会、幹事会、委員会等、各種会議に出席させていただくのですが、大抵1番メンバーの中で若かったり、若手であることばかりです。
自分の身を守る鎧を纏っていた頃は、自分の自信の無さと変なプライドとで発言出来なかったり、或いはしなかったり、何かを失う訳では無いのに何かを失うと思って、恥をかきたくなくて隅っこにいる自分がいました。
しかしながら不思議なもので、鎧を脱いでから、『例え恥をかいたって死ぬ訳じゃ無いんだから、自分の思ったこと感じたこと考えたことは、積極的に言ってみよう』、と思って発言するようになってからは勉強になることばかりでした。
何故ならそこから議論が深まったり、私自身の理解が深まったり、建設的なフィードバックをいただくことが圧倒的に増えたからです。
誰も間違った私をこき下ろしたり、間違ったことを責めたり、否定したりするなんてことは無かったんです。
一体私は何を恐れていたのでしょうか。
きっと私自身の作り上げた仮想と仮想から生まれた恐怖が私自身を縛っていたのかな、と。
私自身が生み出した恐怖が私自身を縛る。
自分で自分を縛っていたのです。
過去の自分にアドバイスは出来ないので、私にできることは、気付けたこと、気付かせて下さった周りの方へ感謝して、今に活かして行くしかないと思えます。
今が未来をつくると信じられるから。
その気持ち、経験を活かしたい。
事務所の成長に活かしたい。
事務所をもっともっと人のお役に立てる事務所にしたい。
だから私はスタッフには伝えています。
『言ってくれないと分からない自分がいるから、言ってください。
全部を叶えることは出来ないけど、聞くことは出来る。
だから、何でも言ってください。』
と。
キレイ事なのかも知れません。
でも、その言葉がキレイ事なのか本当の気持ちなのかを判断するのは、言った私ではなくて、言われたスタッフなのだと考えています。
ですので私はいつでも正直でありたいと思います。
スタッフが支えてくれるお陰様で、私の仕事が出来ているのですから。
気後れしないように。
恥をかくことを恐れていては、きっと次のステージに辿り着けない。
気後れしないように、与えられた機会に感謝しながら、今日も精進して参りたいと思います。
村田浩一