こんにちは。
司法書士の村田です。
子路。
孔子の弟子の1人です。
孔子は、子路に対して、
『お主は何が得意であるか?』と問いました。
学問よりは武勇に覚えのある子路は、『長剣が得意である。』と答えました。
孔子『学問はどうであるか?』
子路『南山の竹は真っ直ぐと伸び、それを斬って矢とすれば、犀革も貫くと言います。
その物自体が優れたものであれば、それで十分なのです。
人間も同じこと。
才能がある者にとっては学問など無用ではないのですか?』
孔子『なるほど。しかし、その矢に鏃と矢羽を付ければ、犀革も貫く通すのみではないであろう。』
孔子のその言葉を聞いた子路は、弟子にしてください、と孔子にお願いしたとされています。
師を持つということ、人に教えてもらえるということ、そして、それによって自らをさらに成長させていくということ。
1日1日を精一杯生き、1日の終わりに過去最高の自分に出会えるようにすれば、必ず成長していける。
良い時も悪い時も、奢らず焦らず投げ出さず、成長していきたいと思います。
村田浩一